2006年 08月 26日
めぐりあう時間たち |
誰の人生にもある普通の朝がまたやってきた。
三つの時代の、三人の女たちの、それぞれの一日が始まろうとしていた……。
1923年、イギリス、ロンドン郊外のリッチモンド。
作家であるヴァージニア・ウルフの病気療養のためウルフ夫妻はこの町に移り住んできた。
物静かだが優しい夫レナードの気遣いをよそに、彼女は書斎で煙草を吸いながらゆっくりと呟く。
「……ミセス・ダロウェイは言った、花は私が買ってくるわ」。
一人の女のたった一日の出来事、その一日に主人公の全ての人生が入っている。
傑作『ダロウェイ夫人』が生まれようとしていた。
1951年、ロサンジェルス。
閑静な住宅地に住む妊娠中の主婦ローラ・ブラウンは、ベッドの中で一冊の本を手にしている。
「……ミセス・ダロウェイは言った、花は私が買ってくるわ」。
本の題名は『ダロウェイ夫人』。ローラは夫ダンが望むような理想の妻を演じることに疲れていた。
今日は夫の誕生日、幼い息子リッチーと一緒にバースデイケーキを作り始める……。
現代2001年、ニューヨーク。編集者クラリッサ・ヴォーンは、同居しているサリーに言う。
「サリー、花は私が買ってくるわ」。
エイズに冒されている、親しい友人である作家リチャードが栄えある賞を受賞したのを機に、
彼を元気付けるためにクラリッサは祝賀パーティを企画する。
3人の女の人生のたった1日を探っていくのが面白い。
全く違う時代の全然違う人生なのに違和感なく話が流れていくのが不思議。
人生と死、母と息子、芸術と狂気。一瞬一瞬、彼女たちが選ぶ人生の旅。。
結末があったのかなかったのか、すごく難しい。でも、何かがひっかかるのよね~。
ヴァージニア・ウルフの書いた小説『ダロウェイ夫人』を読んで、
もう1回観て見ないとわからないかも。また、そうしてみたいと思わせる映画でした。
今のところわかったのは、私はメリル・ストリープの顔が好きだ(笑)
三つの時代の、三人の女たちの、それぞれの一日が始まろうとしていた……。
1923年、イギリス、ロンドン郊外のリッチモンド。
作家であるヴァージニア・ウルフの病気療養のためウルフ夫妻はこの町に移り住んできた。
物静かだが優しい夫レナードの気遣いをよそに、彼女は書斎で煙草を吸いながらゆっくりと呟く。
「……ミセス・ダロウェイは言った、花は私が買ってくるわ」。
一人の女のたった一日の出来事、その一日に主人公の全ての人生が入っている。
傑作『ダロウェイ夫人』が生まれようとしていた。
1951年、ロサンジェルス。
閑静な住宅地に住む妊娠中の主婦ローラ・ブラウンは、ベッドの中で一冊の本を手にしている。
「……ミセス・ダロウェイは言った、花は私が買ってくるわ」。
本の題名は『ダロウェイ夫人』。ローラは夫ダンが望むような理想の妻を演じることに疲れていた。
今日は夫の誕生日、幼い息子リッチーと一緒にバースデイケーキを作り始める……。
現代2001年、ニューヨーク。編集者クラリッサ・ヴォーンは、同居しているサリーに言う。
「サリー、花は私が買ってくるわ」。
エイズに冒されている、親しい友人である作家リチャードが栄えある賞を受賞したのを機に、
彼を元気付けるためにクラリッサは祝賀パーティを企画する。
3人の女の人生のたった1日を探っていくのが面白い。
全く違う時代の全然違う人生なのに違和感なく話が流れていくのが不思議。
人生と死、母と息子、芸術と狂気。一瞬一瞬、彼女たちが選ぶ人生の旅。。
結末があったのかなかったのか、すごく難しい。でも、何かがひっかかるのよね~。
ヴァージニア・ウルフの書いた小説『ダロウェイ夫人』を読んで、
もう1回観て見ないとわからないかも。また、そうしてみたいと思わせる映画でした。
今のところわかったのは、私はメリル・ストリープの顔が好きだ(笑)
by arasi2005
| 2006-08-26 22:15
| 映画